リスボンで。

モザンビークから唯一、直行便で行けるヨーロッパの都市はポルトガルの首都、リスボンです。

1498年、ポルトガル人のバスコ・ダ・ガマがモザンビークに到達、16世紀初頭からポルトガルによる植民地化がはじまり、独立戦争ののちに1975年6月25日に独立を果たすまでの500年近くもの間、モザンビークを支配してきた国。
今も、深い関係にあります。

片道10時間の夜行便を降りると、滑走路の脇の陽だまりには、まぶしい朝の光に照らされて、黄、紫、ピンク、、、色とりどりの春の花が咲き乱れていました。冬に向かって少しづつ涼しくなっている南半球のマプートと正反対です。

リスボンは坂の多い街。サンジョージ城はその高台にあり、リスボンの街、港、川を一望できます。




お城の城壁の中に、クジャクがたくさんいました。
ちょうど、季節なのでしょうか。オスが大きな羽を広げて、求愛のダンスをしているところに巡り合いました。





モザンビークの私のアパートの周りにも、向かいの大統領の家からたくさんクジャクが散歩に出てきます。アパートは3階なのですが、窓から10メートルの高木の梢にとまっていたりして目が合ったり、ばさばさと飛び立つ姿を見てずいぶん驚かされました。
中には白いクジャクもいます。半年後、南半球の春になって、大きな羽を広げてダンスをする姿を見るのが楽しみです。